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■平成20年度 千葉県地域包括・在宅介護支援センター協会 研修会報告
日時:平成21年3月9日(月)会場:オークラ千葉ホテル |
千葉県地域包括・在宅介護支援センター協会研修会がオークラ千葉ホテルにて開催されました。
地域包括支援センター、在宅介護支援センターの担当職員106名参加がありました。
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1 講演「地域ケアネットワークづくりにおける地域包括支援センターの役割」
講師 大阪市立大学大学院 教授 白澤 政和 氏
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地域ケアネットワークづくりについて、「地域包括ケア」という切り口で説明があった。
「地域包括ケア」とは、1.利用者の発見2.利用者の予防3.地域での見守り4.地域での支えあい
5.医療サービスとの連携とし、これらの基礎を地域で作り上げ、ケアマネジメントを実施していくことだとのことであった。
地域ケアを推進するためには、2つの大きな柱があり、一つはケアマネジャーが行うような個人などを対象として、
フォーマル・インフォーマルなサービスを組み合わせるケアマネジメントであり、
そしてもう一つは地域社会を対象とするネットワーキングであるとの事である。
現在、先進的な地域の事例をまとめているが、教科書などにも必要だという言葉はあっても具体的な方法論は記載されていない。
今現在話ができることでということで、説明があったので、要点をまとめてみた。
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ネットワーキングの2つの方法として、個人支援であるコーディネーションの連続としてのカンファレンスの開催と、
地域に焦点を当てた地域の問題解決のための人々のカンファレンスの開催がある。
国内で先進的な取り組みをしている地域の事例をまとめると上手にいっている地域はケアマネジメントと一緒で
「plan→do→see」の手法をしている。アセスメントを行い、それに基づいて計画を立て、計画を実施してその評価を行っている。
もう一つは、事例を介して地域の問題としてネットワークを作っていっていることである。
日本国内においては、「plan→do→see」の手法を活用すること、事例を活用することがネットワーキングを行ううえで
効果的であるとのことである。
そのほか、震災時の話や介護予防の話など多岐にわたる話であった。
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2 行政説明 「介護報酬の改正について」
講師 千葉県健康福祉部保険指導課 介護保険室長 松本 守次 氏
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平成21年度に改正になる介護保険制度について、主に居宅支援事業所や訪問介護などについて変更点について説明があった。
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3 パネルディスカッション
「認知症高齢者、虐待、災害時の高齢者の地域見守りネットワークについて」
コーディネーター じょうもんの郷 施設長 助川 未枝保 氏
パネラー
市川市高齢者支援課 主 幹 長谷川 清 氏
沼南地域包括支援センター 社会福祉士 山口 利史 氏
(社)認知症の人と家族の会 千葉県支部代表 植松 多恵子 氏
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長谷川氏からは、市川市の災害時要援護者の支援についての取り組みについて説明があった。
主に自治会の協力を得て、災害時要援護者の登録名簿を作り、行政と住民が一体となった取り組みについて説明があった。
山口氏からは、虐待事例へのネットワークを活用した支援事例について、援助の経過を分かりやすく説明があった。
植松氏からは、(社)認知症の人と家族の会についての説明のあと、
当事者や家族からの地域包括支援センターや在宅介護支援センターへの期待などの話があった。
助川氏から、それぞれの取り組みなどを引き出しながら、地域でネットワークを作っていくことの必要性や意義などをまとめていた。
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4 報告 「千葉県地域リハビリテーション協議会について」
鴨川市地域包括支援センター 主任介護支援専門員 小坂 重樹 氏
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千葉県地域リハビリテーション協議会についてと、活動状況について、説明があった。
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