ちば高齢協 平成24年11月5日 第37号
編集発行 
千葉県高齢者福祉施設協会

千葉県デイサービスセンター協会 平成24年度第1回研修会
日時:平成24年9月25日(火)会場:千葉県労働者福祉センター

        行政説明
      講師:千葉県健康福祉部保険指導課介護保険室 副主幹 木川 貴美子 氏


午前中の行政指導では、監査指導の状況の説明と介護保険制度の実施状況、千葉県高齢者保健福祉計画(H24〜26年度)概要の説明がありました。
介護保険制度の状況は、第1号被保険者はここ10年で1.53倍、要介護者は、2.47倍の伸びとなっており、居宅サービス、施設サービス、地域密着サービス等介護保険に係る県全体の標準給付費はここ10年間で、172%増加しています。
介護サービスの基盤整備方針として、地域の実情に応じた地域包括ケアの実現をめざし、介護サービスの基盤整備を進める必要があります。
居宅サービス(訪問介護、訪問看護、訪問リハビリテーション等)の確保につとめ、地域密着型サービスの普及、促進を図るとともに、介護保険施設においては、必要な床数の整備をするとともに、居住系サービスの基盤整備を図るという説明を受けました。


        講演 「個別機能訓練計画等の作成について」
      講師:公益社団法人全国老人福祉施設協議会
        在宅ケア推進委員会 副委員長  瀬戸 正嗣 氏


今年の4月の介護法改正で、予防では新規に生活機能向上グループ加算が、実施されるようになりました。講演では、生活機能向上グループ加算の内容と書式についての説明がありました。
また介護では、個別機能訓練加算Tが基本報酬に包括化され、個別機能訓練加算Uが、個別機能加算Tに名称変更されました。そして個別機能訓練加算Uが新設されました。 午前中は個別機能訓練加算Uについて、生活機能向上を目的とした訓練項目、心身の状況に応じた機能訓練を具体例をあげての説明がありました。
午後からは6人ずつの18グループに分かれてのグループワークで、事例をあげて個別機能訓練Uの計画書を作っていきました。
いままで理解しづらかった個別機能訓練加算Uがわかりやすく、またグループワークで自分達が計画書を作っていったことで把握できたと好評でした。


▲印刷する
・会報目次へ戻る