ちば高齢協 平成21年03月25日 第25号
編集発行 
千葉県高齢者福祉施設協会
 


■千葉県デイサービスセンター協会 第2回研修会
日時:平成21年2月25日(金) 場所:オークラ千葉ホテル
去る平成21年2月25日「第2回研修会」を開催しました。
千葉県デイサービスセンター協会会員施設の職員182名の参加がありました。  

講演『これからの通所介護計画作成のポイント』
  講師 立正大学 社会福祉学部
  教授 國光登志子 氏


(午前の部)講義 通所介護計画作成演習

午前、午後にわけ通所介護計画の作成のポイントの講義とグループでの演習を行いました。

午前の部では、通所介護計画の作成・実施について、運営基準ではどのように示されているかを 講義していただきました。煩雑な運営基準の中から通所介護計画の作成及び評価
、 利用者の同意についてのポイントをわかりやすく整理していただきました。

また、通所介護職員によるアセスメントとして、送迎方法や車酔いなど通所介護において 必要なアセスメントの視点も教えていただきました。


(午後の部)講義 通所介護計画の記入例及び解説

午後の部では、参加者を6〜8人のグループに分け演習を行いました。

まず、各施設で現在使用されている通所介護計画書を見せ合い、特徴や留意点などを話し合いました。 互いに似ている書式や工夫されたもの、アセスメントや作成方法も各施設で異なっており情報交換の場となりました。

その後に、アルツハイマー型認知症で要介護度3の方を事例にあげ、グループ討議を行いました。 多岐にわたるニーズから今回は入浴と排泄面にしぼり、事例利用者の情報整理、 アセスメントから通所介護利用時のサービス内容・留意点を検討し、発表しました。 どのグループも熱心に話し合い、午後の部2時間の講義があっという間でした。


行政説明『介護報酬改定について』
  講師 千葉県健康福祉部保険指導課
     介護保険室長 松本 守次 氏


我々が今最も関心をもっている平成21年度介護報酬の改定について説明いただきました。

まず、概要として基本的な考え方をお話いただき、次に通所介護にしぼって改定内容を説明していただきました。
詳細な解釈など決定されていない中でしたが、大枠での単位数の変更など参考になりました。
また、通所介護以外の部分での改定内容の資料も参考になりました。

今回の研修参加の際に提出いただきました各施設で使用されている通所介護計画書は 千葉県デイサービス協会(通所介護計画研究委員会・通所介護機能強化委員会)にて 参考とさせていただきます。

ご協力ありがとうございました。


▲印刷する
・会報目次へ戻る