ちば高齢協 平成18年6月25日 第13号
編集発行 
千葉県高齢者福祉施設協会
 

■新規採用職員合同研修会(宿泊)
平成18年6月8日〜9日 小湊ホテル三日月

平成18年度新規採用職員合同研修会が6月8日・9日の2日間にわたり、小湊ホテル三日月において開催されました。
採用後1〜3年未満の方が多く参加され、先生方の話を熱心に聞き、とても有意義な2日間を過ごしました。しかし、2日目に予定していた早朝マラソンが、悪天候により中止となってしまったのがとても残念でした。
 
講義T 「接遇講座」選ばれる施設を目指して・・・豊かな感性と接遇・・・
講師 JALアカデミー(株)接遇事業部 接遇インストラクター 森田 素子 氏
研修生同士ペアを組んで、コミュニケーションをとりながら明るい雰囲気の中で講義が進められていました。一番印象に残ったのは、おしゃれは、自分が決めること。身だしなみとは、相手が決めるということでした。
講義U 「福祉施設職員としての心得」
講師 特別養護老人ホーム長生共楽園施設長 林 はるみ 氏
望まれる職員とは、自分の役割を知り責任を果たし自ら進んで業務の骨組みを作ることのできる人。日頃から、知識を深め、技術を磨き向上心のある人。基本的には、健康で優しく、真面目で誠実で一生懸命頑張ってる人が最も望まれる職員ということでした。グループ討議では、皆で望まれる職員について話し合いました。
講義V 「介護保険制度について」
講師 特別養護老人ホームグリーンヒル施設長 津川 康二 氏
介護保険制度(改正)について、とても分かりやすく説明してくださいました。私達が仕事をしていく上で必要な法律なので、誰もが介護保険制度について説明できるようにならなくてはいけないと、強く感じました。
講義W 「高齢者の体と健康管理について」
講師 医療法人亀田総合病院 在宅医療部長 小野沢 滋 氏
私達職員は、入所者・利用者にとって一番身近な存在であるため、どんなに細かな変化にも気づいていかなければならない。又、入所者・利用者の脳となり手となっていかなければならないと感じた講義でした。
講義X 「身体拘束廃止とリスクマネジメント体制について」
講師 特別養護老人ホームプレーゲ本埜施設長 湯川 智美 氏
人間はエラーを起こすもの(ヒューマンエラー)ということが前提となることから、私達は事故を予見する能力を養う必要がある。もしも事故が起きてしまったら、その後の対応と、なぜ事故が起きてしまったのか考えることが大事である。なぜなら福祉施設は、・個人の尊厳の保持・安心・安全で品質の高いサービスの提供が「保証される場所」でなければならない。ことを学びました。
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