ちば高齢協 平成18年2月25日 第11号
編集発行 
千葉県高齢者福祉施設協会

 
■介護支援専門員現任研修会
平成18年2月12日(日) ホテルグリンタワー千葉
自立支援に向けて見直しが行われ、「予防介護型システムへの転換」がなされる中、新予防給付におけるアセスメントやケアプラン作成の仕組み・考え方を理解し、適切な介護予防ケアマネジメントを展開するために、必要な知識や技術を習得すること、そして、平成18年4月からの介護報酬における給付管理の仕組みを学ぶことが大きな目的として、開催された。協会に属する県下の施設・ディ・在支から、300名程の参加者がありました。4月からスタートする新たな制度に関して、参加者の熱気が感じられる研修でした。
 
講義1「予防介護型システムへの転換」「18年度介護報酬改定」について             
講師:千葉県介護保険室 主査 石井 市枝 氏
介護予防に、いろいろな研修で話題となる「ICF」の考え方が、色濃く反映されていること。生活機能(心身機能・活動・参加)の低下の程度に対応して、その維持・向上に取り組むことの必要性、早期対応=水際作戦を効果的に行なうこと。また、地域支援事業・新予防給付・介護給付の違いを、パワーポイントを使用して、18年度介護報酬の改定に関しては、第39回社会保障審議会介護給付費分科会の資料(平成18年1月26日開催)を基に、説明いただきました。
 
講義2「新予防給付において新たに創設されるサービス」について
講師:千葉県新予防給付ケアマネジメント指導者
特別養護老人ホームじょうもんの郷 施設長 助川 未枝保氏
介護予防の通所系サービスの「選択的サービス」(運動器機能の向上・栄養改善・口腔機能の向上)を、パワーポイントを使用して説明いただきました。
 
講義3「新予防給付におけるケアマネジメント」について
講師:千葉県新予防給付ケアマネジメント指導者
特別養護老人ホーム浪岡の家 副施設長 山本 てつ子氏
介護予防ケアマネジメントの進め方、アセスメント・介護予防ケアプラン作成・サービス担当者会議・効果の評価等の考え方の説明をいただきました。
 
講義4「新予防給付におけるアセスメント・ケアプランの作成」
「地域包括支援センターの役割」「居宅介護支援事業所との連携」について
講師:厚生労働省・新予防給付アセスメント・ケアプラン検討会委員、厚生労働省
総合的介護予防マネジメントのあり方研究会委員、銚子市民生部高齢者福祉課
資格給付係長 安藤 智子氏
介護予防サービス・支援計画書の記入の仕方、介護予防ケアマネジメントの事例の解説を主に、パワーポイントを使用して説明いただきました。
 
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