ちば高齢協 平成18年12月25日 第15号
編集発行 
千葉県高齢者福祉施設協会
 

■介護支援専門員(施設担当者)現任研修
平成18年11月13日 千葉県労働者福祉センター 大ホール
施設介護支援専門員・現任研修会が、11月13日に、千葉県労働者福祉センター大ホールにおいて
開催されました。
今回の研修は、県高齢協に属する県下の施設に案内をした中、120名程の参加者があり、開会の挨拶は、管理研修委員会の林副委員長(九十九里ホーム山田の施設長)にご挨拶を頂きました。
 
講義1
「施設の中で、その人らしい生活をかなえる」
講師 特別養護老人ホームじょうもんの郷
施設長 助川 未枝保 氏

施設サービス計画が個別ケアプランになっているか、施設利用者のケアプラン作成における考え方や目的、ケアマネジメントのプロセス等をパワーポイントを用いての説明下さり、演習を通して日頃の自らの業務を確認する機会となりました。
 

講義2
「施設介護支援専門員の位置づけと日々の業務」
講師:(社)旭川荘 身体障害者療護施設 竜ノ口寮
寮長 森 繁樹氏

以前厚生省に在籍していた経歴を持ち、
『生活施設のケアプラン実践 施設ケアマネジャーの役割と可能性』(発行:中央法規)の編集を担当されるなど、本研修の目的に合致した適任者として、岡山県よりお招きし講義を頂きました。
@施設ケアプランは何故、必要とされたのか 
A施設介護支援専門員の果たす役割
B施設ケアプランと介護理念の重要性
Cアセスメントからケアプランの作成に向けて
Dケアプランによるサービスの実施とモニタリング
E施設介護支援専門員の悩みと限界
F施設ケアプランの可能性
という内容でした。講義の中で、「高齢者は、一方的に他者の世話になる存在として見られ、扱われることに大きな戸惑いを持っている」という話、当然のことであるが、日々の業務の中で、どれだけそれを意識して利用者に接しているか自問自答させられました。
 



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